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『ロング・エンゲージメント』

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第一次大戦下。
ある5人の兵士が、軍紀違反で死刑を宣告される。
マチルドの婚約者、マネクもそのうちの1人だ。
しかし、マチルドはそれを信じない。
「彼は生きている」という直感を信じる。
死亡したはずの5人。囁かれる生存者。
消えたのは本当にマネクなのか?
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観る前は、「もっと甘い話」かと思ってました。
友人は、「もっと暗い話」かと思ってたそうです。
どっちも、そーゆー話はあまり好みじゃないんですが
(じゃ、なんで観たんや)
イイ意味で裏切られたと!観た後どっちも大満足でした。
信念のまま――嘘偽り無く(笑)――行動するマチルド。
マチルドに振り回される――でもなんかマイペース――叔父夫婦。
妙に存在感のある郵便配達人。
性格も名前の語呂も好いセレスタン・プー。
登場する人々は、温かくて冷酷で。
たたんでたたんでたたみかける戦闘シーンと容赦の無い攻撃は、
いっそギャグなようでリアルで。
そんなもんだけど、捨てたもんじゃない人生はまるでおとぎ話ですが、
『本当は残酷』な部分もめちゃくちゃキレイな映像でみせてくれます。
それだけでも一見の価値アリ!なのですが。
ラブストーリーと、ミステリーと、戦争ドラマが
面白くも緻密に絡み合ってて、観終わった後は満足満腹でした。
『迷った時は是非チョイス』としときたい、
オススメな映画でありましたよ♪
ところで。
黒板の文字(スペル)を使って『MMM』をつくるシーン。
エラリー・クィーンのミステリーを思い出してしまうのは
私だけですか?(読んだ事無いけど)
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