映画と本との映画系

基本的にネタバレ前提な、映画語りです。

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『コーラス』

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ここは『池の底』。
家庭の事情や、素行に問題のある子供たちが暮らす『寄宿舎』。
校長は、体罰を与え子供たちを縛り付ける。
子供たちは、いたずらというには質が悪すぎる反抗をみせる。
音楽教師クレマン・マチュ―は、そんな荒んだ世界、
日の当たらない『池の底』の子供たちに、『歌』を教えていく・・・
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とにかく、『歌』がイイらしいんだと。
ソロを歌う少年の『声』が、すごくイイらしいんだと。
だから絶対絶対観に行こう!!
――そう、友人が猛烈プッシュしてくるので、観に行きました。

・・・とにかく歌が!はモチロンですが。
話も出てくる人達も、すごく良かったです。
自分にとっちゃ、今季最高!と思える映画かもしれません。
(と、好きな映画には大抵云ってる八方美人です・・・笑)

意外だったのは、
これが「音楽サクセス・ストーリー」ではなかったことです。

・・・いや。やっぱりそうなのかな?

『声がすごくイイ少年・ピエール』は、
世界的な音楽家として『成功』してるし。
『マチュ―』だって、音楽家としてはダメ(?)であっても
『教師』として『成功』なんだろうし。

でも、物語の中での、「大きな成功」ではないと思うんですよ。

同じ音楽映画、『ミュージック・オブ・ハート』でいうと、
「カーネギーホールで歌うシーン」が無いんですよね。
(伯爵夫人の前で歌うシーンは、どっちかといえば
音楽に対するピエールの心の成長・・・の為にあった気がする)


・・・そもそも、
子供たちのために、自分のためにマチュ―先生が作曲し。
自ら、歌いたいと思って子供たちが歌う。
これがもう、『成功』としか言い様ないんですが・・・
それすら、一歩引いた目線で描かれてるように思うんですよ。


・・・『池の底』では、
日に当たることが出来ないトコロだってある。

変わりそうで変われない。
権力のある者には逆らえない。
自分の気持ちとは別に、従うべきルールだってある。


・・・その部分も丁寧に描かれているから。
コーヒーで言うと、
『砂糖』が抜かれてる映画のように思うんですよね。
だから、残る印象は苦味――では無いんだけど、
甘味は抑えられてるように思えます。

つまり、コクのあるマイルドな後味?

・・・成功ってのは、『社会的な』成功だけを言うんじゃない。
人生に深みを入れたいと思ったら、
人との出会いを大切にしなければならない。

観終わって。
ちょっと、そんなことを感じました。


キリンの夢を見れたら成功かもしれません。
(↑意味不明)
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